会社概要

私の母も介護保険のお世話になる年齢となり、介護認定を受けて幸いにも要支援１の判定を受ける事が出来ました。そしてケアプランを作成するに当って私の母が一番にケアマネさんに伝えたのが「掃除をして欲しい」と言う事でした。しかし母は私と一緒に住んでいるため、生活支援は介護保険で出来ないと言われたのです。確かに私は掃除が出来ます。しかし仕事を終えてクタクタになって家に帰って掃除が出来るかと言えば出来ず、休みの日はゆっくりと休みたい、又は自分のことや用事を済ませたり、出かけたりしたいのです。ああ、「もうちょっと手伝ってくれたら良いのに」「介護保険でもしてくれない事があるで」と耳にするのはこういう事だったのか、とその時に痛感しました。だったら「痒い所に手が届く介護サービス」を作ろうじゃないですか！と思い立ったのがこの度のサービスです。

さらに昨今、老老介護や介護疲れによる痛ましい事件を耳にすることが増えてきました。ヤングケアラーなんて言う言葉も聞かれます。家族介護だけでなく、施設での介護士による虐待のニュースももう聞き慣れたものになりつつあります。介護という仕事は尊い仕事であると共に、とてもストレスを溜め込む仕事でもあります。公的介護保険と家族介護、そして介護保険外サービス、これらが将来的に上手く融合し、介護でのストレスを緩和して、悲しい介護にまつわるニュースがなくなれば良いと思います。また、介護士に対しても新しい働き方を示し、自らの介護士としてのプライドを更に高めながら、心から誇れる職業にする事が出来ればと思います。